初めて厚生会館以外の場所での公演となった。(「やつしろハーモニーホール」での公演)舞台上での生演奏によるミュージカルという大胆な手法を採った。本劇団出身のアイドルをゲストに迎えるなど新しい試みをおこなった。
【主な曲】「ブラックファントムの歌」「魔界城の歌」「魔法の杖」
作・演出 城 隆弘
音楽 庄野俊治
魔法の杖
2009年8月22日
やつしろハーモニーホール
前説のお二人。 さてさて、始まり始まり・・・・ |
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幕が開くと、すぐにきょうだいげんかしている「アユミ」と「ミソラ」。 ネコのミミはソファでそれを聞いています。 二人はいつもけんかばっかり。 |
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新しいポシェットが欲しかったアユミ… でも、パパもママも、冷たい言葉。 ショックを受けるアユミでした。 |
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アユミは願望を込めて『ひとりじめの歌』を歌います。 | |
一番上のお姉ちゃん「エリカ」の登場。東大に入るためにお勉強をしている中学生。 でも、うるさい妹たちのことを邪魔に感じています。 |
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魔法の世界と現実の世界との境い目をふらふらと歩き回るお姫様たち。シンデレラ姫と白雪姫とオーロラ姫の3人は、魔王「ブラックファントム」に命じられて心のねじ曲がった女の子を捜しているのです。 | |
ブラックファントムが「心のねじ曲がった女の子」を捜している理由は…3姫の美しいバラード。 | |
「まだ見つからんのか!」突然現れたブラックファントム恐れおののく3姫でした。 ところが、妖精から女の子の居場所がわかったことを知らされます。 |
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公園にいたアユミを見つけ出し、「魔法の杖」を使って、魂をもらうことを約束させます。ミミは危険を感じて立ち向かいますが、なかなかうまくいきません。 | |
「ご主人様」のアユミの一大事です。何とかして助けようと、魔界にまでついて行くことにします。 | |
魔界では魔界人達の大宴会が繰り広げられていた。ここは『魔界城』である。気味の悪い黒い衣の魔界人達は、どういう人たちなんでしょう? | |
アユミを見つけたことで「ほうび」をもらおうとした3姫でしたが…ブラックはそれを許しません。 魔界に閉じ込めてしまいます。 |
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魔界人達はじつは、おとぎ話や童話の主人公たちだったのです。古くはかぐや姫からピーターパンまで和洋折衷入り乱れていました。 | |
今宵の祝宴を盛り上げるために、魔界の歌姫が登場します。魔界芸能界のトップスター『ゆか姫』じゃ~(OGゲスト出演) | |
さて、宴も進む中、ミミは「長靴をはいたネコ」に化けて、ブラックを油断させます。そして、この魔界の秘密を聞いてしまいます。 | |
祭壇の『魔界石』がパワーの源だと知ったミミは、魔法の杖を奪って、この魔界石を打ち壊してしまいます。魔界はあっという間に壊れてしまいます。 魔界人達も自由になって、それぞれの童話やおとぎ話の世界に帰ることができました。 |
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そして、ミミはアユミを連れて逃げ出すことに成功します。 | |
やっとの思いで家に帰ってきたミミとアユミ。壁から飛び出してきたのでびっくりする家族。 | |
でも、アユミの話を誰も信じてくれません。 | |
すると、そこへ怪しげなリンゴ売りのおばあさんが登場します。どうやらブラックが化けている模様。 パパとママはぜんぜん気がつきません。 |
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『魔王の毒リンゴ』の歌の間にリンゴを食べた家族は倒れてしまいます。ミミとアユミはやっとリンゴ売りがブラックだと気づきます。 | |
ミミは、魔界から持ってきた魔法の杖でブラックを倒そうとします。しかし、魔界石が崩壊した今、この魔法の杖には力が宿っていません。 万事休すです。 |
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と、そのとき現れたのはなんと「3姫」でした。自分たちの魔法の国で新しく魔法の杖を作ってきたのです。 その力で、家族を助けます。 ところが、ドジなオーロラ姫がその魔法の杖を折ってしまいます。 |
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息を吹き返したブラック、アユミの魂をもらおうと近づきますが、突然苦しみ出します。 家族の、アユミを守ろうとする心に反応したアユミの心のパワーが発揮されたのです。 |
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アユミは心を込めて『お互いを思う心』を歌います。アユミの心の中に不思議な魔法の力がわき上がります。 ミミは「これが本当の魔法の杖よ!」と教えてくれます。 |
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みんなで歌う『お互いを思う心』 パワーがどんどん強くなって、とうとうブラックは消えてしまいます。 |
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『私の心の中の魔法の力よ、この杖に宿れ』と叫ぶアユミ。 折れた魔法の杖が元の通り復活します。 |
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全員で『魔法の杖-エンディング-』を歌います。カーテンコールへとつながり、ゲスト歌手も登場して最後のご挨拶。 幕が閉まります。 |
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魔法の杖~終了です~ |